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義歯(入れ歯)相談室 中川歯科医院 大阪市平野区
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患者さんの声

2012/2/2   S.A   女性   46歳    福岡県在住
上顎7歯欠損
下顎4歯欠損

 

(2012/1・29  メールを頂きました)
ホームページ拝見しました。
今日は歯の治療や義歯について相談したくメールしました。
私は小さいころのケアが悪く、10代で差し歯やブリッジなどの治療をしました。
現在は下の前歯4本は自分の歯ですが、それ以外は抜歯したり、削ったり、土台(コア?)を入れたりしてブリッジや差し歯にしています。
去年の3月に、上の前歯のブリッジが外れたため、歯科医院に治療に行きました。
(上前歯左1番〜右3番のブリッジで右1番、2番は欠損でした)
9月ごろまでそちらの歯科医院で治療していただきましたが、何度つけても安定せず外れてしまいます。
先生からの治療の説明も少なく不安になり、仕事を退職したのを機に他の医院に転院しました。
そちらの医院では 「奥歯のかみ合わせが低いから高くして、そのあと前歯を治療しましょう」 とのことでした。
上の奥歯のブリッジを少しずつ高く上げていき、左下6番,7番の欠損部分に保険適応の部分入れ歯を作っていただきました。
しかし、治療経過中に上の前歯の左2番が痛み出し、ぐらぐらと不安定になってしまい抜歯しました。
先生から「上の前歯の3番から3番までブリッジにしましょう」 との説明を受けました。
そこで6本連結のブリッジの仮歯を作って入れてもらいました。
しかし、支えとなる歯には、すべてコア?が入っており、前6本分のブリッジを支えられるのかが心配でした。
今年に入って、前歯の型どりをする直前に上の左1番に痛みがあり、食事や歯ブラシが難しくなりました。
先生からは 「1週間様子を見ましょう。もし、抜歯をしたら、ブリッジはできないので、上の前歯の左右3番にクラスプをかけた入れ歯にします」 とのこと。
とてもショックでした。
でも、受け入れないといけないと思いながらも、色々と考えました。
次の治療の日には、上の右3番や左3番にもわずかに痛みがあります。
先生に 「レントゲンを撮って歯の土台の様子をみて頂きたい」 と相談しましたが、撮っては頂けず、「歯の状態が悪いからブリッジや入れ歯も難しい。 きれいな仮歯を作って入れおきましょう」 と言われてしまいました。
次回の治療には仮歯ができる予定ですが、今後このままでは痛みがとれるとは思えず、どこに相談して良いかも分からず、悩んでいました。
また下には、2本の左奥歯の入れ歯があり、食べると動き、バネかけてある歯に鈍痛があります。
違和感も強く、長くはつけることができない状態です。
大好きな唐揚げやたこ焼きも食べられるようになりたいです。
前歯の部分も入れ歯になった場合は、奥歯のように外しておくことはできないため、とても不安です。
そしてインターネットで調べていたら、中川先生のホームページに出会いました。
ノンクラスプデンチャーは違和感が少なく、残った歯への負担が少ないと、他のホームページで書かれていましたが、実際は分かりま
せん。
一度診察して頂けないかと思い、メールさせていただきました。
わかりにくい長文で申し訳ありません。
(少し頭が混乱していて何をどう書けばよいか)
日曜日にお電話いただけるとは思っていなかったので驚きました。  よろしくお願いしたします。

 

上記メールを受け取り、実際電話で話をしてみて、この患者に処置を施さねば、今の苦境からは脱出出来ないであろうと考え、それなりの覚悟で臨んだ。
こうした事に臨み、勝利宣言を出せなければ、歯科界の先は暗い! 暗いままであるかもしれないとも考えた。
患者の歯科医療に対する真なる信頼無くして何がある?
単なるリップサービスだけでは、歯科医師人生、歯科医師自身が生きる希望も失せていくのでは?
特に、我々歯科医師が高齢になればなるほどに・・・
始めから、こうした患者に臨む時、私に勝算あるかどうか?
それは一切不明である。
メールを読んでも、その25%位までを予想出来る程度であり、出たとこ勝負である。
であったとしても、何とかなるというのが、これまでの私の9年間のデーター、パターンである。
患者自身、それなりのハンディーを背にしょって来院している。
患者にその自覚さえあれば、十分!  
その自覚の無き患者に心底からのヤル気、エネルギーを湧き立たせることは、今の私には出来ない。
自覚があれば、後は、出来得る範囲でのその患者に与えることが出来得る満点を追及すれば良い。
最初から、やる気なし、時間が無い(時間があったら??)、何か不幸にしてもっと悪くなったら?
などなど、いろいろな意見はあると思うが、その辺りでの先ずは反省と、明日から是非なるヤル気をミラクルマン (ミラクルの会員) には、是非とも喚起しておきたい。

下顎については、クラスプ一部を落とし、デンチャーのサイズを縮小し(余分な要しない贅肉をそぎ落とすだけの事)、リベース程度で快適なデンチャーへと変化させる。
まあ30分もあれば出来よう。

これにて、下顎は終了。
上顎、兎に角 3|13 の何れかの歯牙に痛みがあると患者は訴える。
具体的調査として、テンポラリーを外すしかない。 
レントゲン写真からだけでは判断出来なかった。 
痛みの歯牙は、間違い無く|1である事が判明。
とすれば、3|3については、新調前装冠を作製・装着を予定とする事に決定。
|1については、様子を見ながら、いつでも、最悪の場合に抜歯を!
基本としては抜かずに、保存する。
その方が骨の吸収、衰えを遅らせる事が出来ると考える。
暫くは残根として残し、残根上の義歯を装着しておけば良い。

E5C|C5E7 については、他の医院でしばらく様子を見るとして、テンポラリーセメントにて暫間的に装着されているらしい。
外そうとしたが外れず。
無理は禁物! 装着の具合、中の状態が一切不明である。
設計上の事、今後の事、などを踏まえて、5|のダミーを切除することにした。

何と硬くって、硬くって、切り落とすに20分もかかってしまった。
バー(1557、1558、330)折れること7本。 この硬さを、あまり経験していない。
本当に金属が硬いのか? バーの不良品か? 機械器具が不良なのか? それとも私が老いてチカラが無くなってきたのか?  全く不明である。
(中がどうなっているのか不明であったので外さずに、切り落としたが、あとの結果で外せば簡単であった事が判明!)
左側までやれる時間が無かった。 気力、エネルギーも相当に失せていた。 
次回、口腔内から外して、ディスクにて切除する予定である。

その後、3|3の形成と印象採得を終える。
ラボから出来てきた“その日ミラクル”は30分、予定より遅く、19時を過ぎていた。 約90分かかった。
結局は、20時に終了。
やるべきことは、全て、し終えたが、時間に焦った。
途中、4| |C5E7 のテンポラリーセメントでの装着であることを忘れ、リベースの処置をしている時に、外れたりして、余計に時間がかかってしまった。

衛生士を含む女性たちスタッフは、帰るのが遅くなるなあ! の予想には反して、意外と早く終えることが出来、患者もスタッフもその喜びを表現して皆、帰って行った。
私には、その後すべき仕事がいっぱいある・・・
ところで、この患者、大阪に泊まる予定であったらしい。 【バスでの行き帰りとホテル宿泊付き】
全く知らなかった。
翌日、様子を聞くために福岡へ電話をかけたつもりが、天王寺の動物園で初めて見るカバやサイを見て、これまた大喜びの様子。
あれほど悩んでいたとは信じがたい電話での元気、活発な声!

新世界に行って串カツを食べるように薦め、昨日の最後の私が行なった杜撰な研磨のこともあり、17時頃来院されるように指示。

チョイと痛むところ1ヵ所の処置、咬合の更なる調整、ラボのテクニシャンによる研摩を終えて、10日に前装冠装着のために再度、お出で頂くことを約束して、お帰り頂いた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

(2012/2・6  メールを頂きました)
2日間治療して頂きありがとうございました。
2日目の治療の後は装着感も良く、とても喋りやすくなりました。
装着している時は前歯の痛みはありません。
帰りのバスで、おにぎりやポテトサラダ、パンなど食べることができました。
話す時も義歯は安定していて、口元を気にせず話せています。
これから少しずつ、色々な食べ物に挑戦してみます。
先生はじめ、スタッフの皆さまありがとうございます。
次回の治療もよろしくお願いします。

この患者にとって、あれ以上、これ以上の処置は無かった。
全てをやり終えたつもりである。
小さいことは、多々あるかもしれない。
肝心な事さえ出来れば、もう十分。
ミラクルさえ習得出来れば、如何なる症例も、ほぼ一応の解決は可能である。

 

夜行バスで再び来阪!
2月10日(金)のことである。
午前中は大阪城を見物したとか・・・
一泊して、土曜日は万博公園に出かけ、太陽の塔を是非見たいと言う。
ところで、この患者、上顎1番の痛みも無くなり、おどおどした様子も失せ、人間変わったように気軽に喋っていた。
しかし、しかしである。
今日は、直接ミラクルとは関係の無い治療に、相当に集中して臨まなければならない。
全ての冠、ブリッジ等が可着の状態である。
また、前回のブリッジ以外のもう1つのブリッジも、延長ダミーをも含めダミーを切り取らなければならない。
それら冠5つ以外に新調した3|3の前装冠2つ、計7つの完璧なる装着を要する。
シラン処理をせずとも良いという某メーカーのレジンセメントを使用。
3|3については、元々装着されているメタルコアーが小さく、少々不満であったが、致し方なしにて新調の前装冠の装着を終える。

あとは、先日作製の“その日ミラクル”の改造。
3|3の人工歯を削除、|5のダミー部に新たなる人工歯を。
下顎の前回修理、調整を行った2歯欠損のデンチャーの再調整など。

ほぼ完璧とはなったが、2週間後に再来院して頂き、最後の調整、確認後に終了宣言となる。
ミラクルについては、しばらくこの“その日ミラクル”で歩め、進めと述べておいた。
そういう意味合いで、次回は補強などをも考えての処置となるであろう。

確かに、人助けとはなったであろう。
しかし、こうした患者がどれだけ多く存在するかを考えた時、少々疲れも覚えた。
ミラクルはやれば出来る。 
出来ると言う事を私はいろいろな点で、ヨーク理解し切っている。
ミラクルの世界は真実。  あらゆる意味で嘘が無い。

しかし、しかし、しかしである。
それを、無造作にて全てを引き受けたとするなら、わが生命は続かない。
如何にするかを考え始めなければならない。
でなければ、目的である日本国中、世界に向けてのミラクルの普及、啓蒙が頓挫しかねない。
そうしたバランスの調整を要するぞ! と自覚した日でもあった。

早く、ミラクル会員での信頼し得るミラクルマンを養成すべきである。  
何とかしてスピードアップをしなければならない。
その養成は中々難しいが、それでも彼方に光が見え始めている。
ミラクルUの登場である。
どのようにとは、今は明かせないし説明しても不十分となるであろう。

未曾有のミラクルワールドの真なる展開は、24年2月がスタートであり、その合図の号砲は既に撃たれている。

(2012/2・14   メールを頂きました)
先週末は遅くまで治療して頂きありがとうございました。
左奥の部分義歯は先生に調整して頂いてから、痛みはなく、時折つけているのを忘れてつけたまま歯磨きしそうになることがあります。
上顎の義歯も歯の形を整えて頂き、口も自然に閉じやすくなりました。
母からも 「とても良くなったね!」 と言われます。
もっと早くにメールしようと思っていたのですが、右の3番がずっと痛みがあり、あまり食事ができなかったりしたので、痛みが落ち着いてメールをしようと思っていました。
電話でもご相談したのですが、痛みが治まってきたなと思ったらコアごと外れていました。
先生は「痛みが無ければつけておけておきなさい」 とのことでしたが、つけると痛みがあるので外していますがよろしいですか?
電話で相談した方がよいか悩みましたが、お忙しいと思いメールにしました。

 

2012/2/23 
(2週間して来院)
今回は不調でした。
右上の3番を被せてから、ずっと痛くて、我慢していたら、今度はとれてしまい、その結果ゆるく落ちてくるようになり、安定剤をつけても落ちてくるので不調でした。

(治療)

コンビニでサンドイッチと唐揚げ、ポテトチップスを食べてきました。
唐揚げは、ちぎって食べ、後は普通に食べました。
中にも入らず、痛い所も無かったです。
すごく喋りやすくなりました。

(2012/2・25   メールを頂きました)
一昨日は大変お世話になりました。
義歯の調子はとても良いです。
違和感も少なく、会話がしやすく、1日つけていても全くOKです。
母も「見た感じが自然でとても良いね。」と言ってくれます。私もそう思います。
上の右3番も昨日は少し痛みましたが、徐々に和らいでいます。
食事もパンやご飯は問題なく食べられます。
これで安心して就職活動に励めそうです。
先生はじめ、スタッフの皆さまありがとうございました。

 

(2012/3・22   メールを頂きました)
先生お元気ですか。
前回の治療から一か月経ちました。
作って頂いたミラクル義歯は私の大事な体の一部となっております。
先日は話し好きの友人と外で食事をしました。
食事のメニューは少し柔らかめのものを選びましたが、喋りにくさが全くなくて、見た感じも全く心配なかったので3時間以上も喋りまくり、食事をして楽しく過ごせました。
前歯(右上3)の痛みもかなり和らいできており、食べられる物もさらに増えてきてます。
先生はお忙しいので長文は避けたいのですが、今日は少し相談があります。
ミラクル義歯はほぼ違和感なく一日つけていられるのですが、時々唾液の多い日などに少し浮いた感じがあります。
そんな時は食事をすると右上5の人工歯の部分の歯茎に少し痛みを感じます。
いつもではないので様子をみているのですが、一度診て頂けますでしょうか。
それとももう少し様子をみていてもよいのでしょうか。
今、思えば先生の所へ伺うまでは前歯のブリッジはグラグラで痛みが強く、食事も話もまともにはできない状況でした。
左下の奥の義歯も違和感や痛みがあり、頑張って半日つけるのがやっとの状態でした。
このままではどうなってしまうのかと気持も落ち込んで、不安で一杯でした。
それが今では友人と食事したりお喋りしたりできる様になり、とても嬉しく感謝しております。
治療に前向きになれ、気持も元気になりました。
先生の治療が日本中に広がれば、私たち患者はとても心強いです。
先生やスタッフの皆さまもお体大切にお仕事頑張ってください。

 

(2012/3.・28   メールを頂きました)
今日はお電話ありがとうございます。
いつもではなく時々痛む位でしたし、徐々に良くなっているようでしたので電話ではなくメールでご報告にしたのですが、メールアドレスも入れておらず、かえってお手間を取らせてしまい申し訳ありませんでした。
徐々に唾液の量も落ち着いてきて、痛みも出なくなりました。
ご心配おかけしてすみません。
でも、久々に先生の声を聞けてさらに元気になりました。
スタッフの皆さまにもよろしくお伝えください。

 

今回の症例、患者も診療側も、互いに喜びあっためぐり合いである。
私は思う。
互いに食い違いになることも多々ある。
それらは、人生と同様、運・不運もある。
また一人間の出来ることなどには限界がある。
しかし、ミラクルの世界はもちろんそれら基盤の上の話であるが、これまで述べてきたように、ミラクルは嘘の無い世界にある。
その点、他の世界と異なり、患者の気持ちを理解していないとミラクルの世界で、そのパワーを発揮することは難しい。
言葉では簡単!
『患者の気持ちを理解して・・・・・・』
など色々な歯科医院等のホームページでよく出くわす言葉である。
ミラクルの世界に入ると、そうした言葉に実際、追随出来そうになる。
つまりは、そうした気持ちの上でなければ、ミラクルを発揮出来ない、完璧なミラクルにはならないということ。
そうした基準がミラクルの世界にはあるようである。
ミラクルの世界では、患者の証言の結果が全てである。

 
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