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義歯(入れ歯)相談室 中川歯科医院 大阪市平野区
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患者さんの声

2017/12/12 M.T 男性 46才  大阪府在住
上顎9歯欠損
下顎7歯欠損

 

何といっても、上顎が難しい。
ブリッジが外れそうで、何とかしてほしいと患者は訴える。
あちこちの歯科医院で断られたとも言う。
下顎は簡単である。
その下顎を先に装着することを提案した。

2017/12/22
下顎の印象、バイトの採得を行う。

 

 
 
 
 
 
 
 

2018/1/11
下顎のミラクルフィットVの装着。

2018/1/19
下顎のミラクルは完璧だと証言した。
今度は上顎である。
本来であれば、前もって暫間の義歯を作製して臨むところであるが、どの歯牙を残存させる事が出来得るのか、全く判断が出来ない。
実際、その難題なブリッジを切断しながら、各歯牙個別の状況を確認しなければならない。
となると、その日ミラクルを作製すべきであると考えた。
その思惑通り事を進め、やり切った。
患者は多いに喜んでいた。
その日ミラクルは、ラボテクニシャンの仕事をストップさせるし、私のエネルギーをも相当に消耗させる。
しかし、この患者を救うためには、これしか方法が無いと読み切った。
この日にブリッジを外し、印象、バイトを採って、1週間後にミラクルを装着していたのでは、ブリッジを外す事により、単独になった歯牙が、ますます動揺したりして、脱落寸前の状態になる可能性も大である。
また、患者にしてみれば、不安もあるであろうし、噛む事が不可で、まともに喋る事も出来ない。
残存歯を保護するためにも、24時間気持ち良く装着可能な“その日ミラクル”作製、装着を選択した。

その日ミラクルデンチャーで、これまで50人以上の患者に処置して来た。
言葉通り、その日に、ミラクルデンチャーを作製し、装着するのである。
問題はミラクルラボから出来上がって来た義歯を、その日に、その患者にとって、満点にまで調整し切らねばならない。
痛みも無く、噛めて、喋れて、味わえる様に、何が何でもその日に決着を付けねばならない。
術者にすれば、間違いが1つたりとも許されない事態に追い込まれる。
最近では、上顎か下顎だけを何とかする様にしている。
上下顎両方を行うとなると、倍以上の5時間はかかるので、上下顎のどちらかを選択している。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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